2008年 03月 21日
大阪アートカレイドスコープ2008 「大阪時間」 超雑感 |
今日は大阪アートカレイドスコープ2008 「大阪時間」に行ってきましたよ。
http://www.osaka-art.jp/genbi/exhibition/kaleido_08/index.html
コースは芝川ビル→北野家住宅→伏見ビル→東横堀緑道→難波宮→現美センターとまわる。
なんせ2時間くらいしか所要時間がなくて、ちょっと駆け足でチャリングしてしまった。
今日は最終日で祝日ってのもあって結構、いろんなところでカレイド地図を持って歩いている人をみかける。各会場にもそれなりに人がいたし。(芝川ビルのかなもりさんとこが一番人がおおかった。カフェをやってたり、クロージングパフォーマンスやってる関係もあるんだろう)、ゆくゆく先でいろいろ知り合いに出会ったり。
まず楽しくて。
地図を持って自転車で独自の移動回路で鉱脈を掘り当てていく感じがやはりおもしろい。あとは作品と日常との「ユニット」感。知らず知らずに別の会場までなんかやってんちゃうかとか、これも作品ちゃうかとか思わ度合いは、2007年カレイド「大大阪に会いたい」んときより、あがってたのではないかなと。
一つ一つの作品はいったん置いといたとして、
「日常とのユニット感」で、かなりいびつな化学反応を起こしてた作品が、東横堀緑道の國府理さんの「ROBO Whale」という作品。
写真はあまりにも僕の携帯が写り悪くて、さすがにこれで撮影してブログのせるのは気がひけるわ~と思い、撮っておりませんが、なんか作品そのものはこの写真でわかると思うのですが、前にプロペラがついてはります。
たまたま、作家さんが居合わせて観客のために、そのプロペラをまわすというパフォーマンスをしはったのですが、そのとき、僕はちょっと離れた場所からそのパフォーマンス見てて、その光景がなんともやばかった!
で、スケッチしてみた。相変わらずびっくりするくらいの絵ですが、まぁ見てやってください。
絵をクリックしていただければ大きくなります。(←さらに下手さが際立ちます。)
高麗橋の真下の作家さんの位置に対し、その左右近位置に野宿生活の方が一人ずつ寝ている。「ブーン」とプロペラをまわすパフォーマンスを行う作家さんとあたかも「日常ユニット」を偶然組んでしまっている野宿生活の方。これは、かなりいびつな状況だった。もちろん、その場にいた観客はそのことについては一切触れないし、基本的には僕のように少し離れた位置からみず、皆、作品の真正面から見てはるから、野宿生活の方は左右共に見えない。
でもちょっと角度を変えてみたときに、その日常の中に普段から流れている風景と、期間限定で一見さん的に登場した作品とか突然、化学反応を起こす瞬間がある。
別にややこしいことを言いたいわけではなく、まずその風景は純粋に面白いものだった。ただ、企画者や、とくに作家さんが、その風景の常連である野宿生活の方とどのような折衝やコミュニケーションをしてあの場を成立させたのか、そのプロセスがあったのか、それともなかったのか、そういうところがとても気になってしまった。急いでいたので、話は直接聞けなかったけど。
難波宮の遠藤利克さんの作品もなんか、すごい溶け込んでいて落ちつくものだった。
今日が雨だったっていうのもこの作品にとっては、なんか臨場感があってよかったのではないかと勝手に思う。
さてさては、明後日22日(土)は私もとあるアートフェスでビデオパフォーマンスします。
詳細はこんな感じ。来てね!
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08/3/14(金)~08/3/23(日)
@本町のギャラリー界隈 大阪 15:30~22:00
[Utsubo Photo Festival 2008]
私は3/22(土)の映像イベントに出演します。
(以下、イベントテキストより抜粋)
きっかけは、とあるウェブサイトで知った、アルル国際写真祭という38年前にフランスのアルルで始まった写真展の存在です。当地での様子を調べて行くにつれ、遠くフランスの地で開かれている写真の祭典に胸が高鳴りました。僕達の周りでも、写真を通じて、こんなお祭りのような、楽しくて、心踊るようなイベントを作る事は出来ないものかと思いました。まずは1歩を踏み出す事を決めました。
大阪市のキタでもミナミでもなく、その真ん中あたり、都会である事を忘れる程の大きな木々と自然に包まれた、素敵な公園「靭公園」を中心に、写真を通して様々な出会いが広がって行けばと思います。
そして、いつの日か写真や写真を取り巻く素敵なアートが、この「Utsubo Photo Festival」を通して、多くの参加者の日常へと溶け込んで行く事を願うのです。
▼開催期間:3月14日(金)~3月23日(日)
会場時間、休館日等、各会場によって異なる。
▼会場:gallery 月夜と少年 / MAISON D'ART / Port Gallery T / MILBOOKS / cavane / ジィール / tam-ram / SIMPLE WISH / Surrelistic Pillows /
▼参加アーティスト:青地大輔 / Cathy Bion (キャシー・ビィオン) / 田中和人 / 田村尚子 / カトウメグミ / 池田穂州 / 川村幼子 / 伊藤はるか / 松本雄毅 / 巽勇太 / 村上大樹 / 大和川レコード / 宮本章太郎 / Edward Levinson (エドワード・レビンソン) / ヤツオヒロミ
▼期間中のイベント:14日(金)オープニングパーティー / 15日(土)エドワード・レビンソンによるトークショウ&スライドショウ / 16日(日)ピンホールカメラのワークショップ / 20日(祝)ワンダーフォトグラフ! (写真と針と糸を使った作品制作ワークショップ) / 20日(祝)Elle aime Paris(エレームパリ/彼女はパリが好き) オープニングパーティー / 22日(土)moment (映像上映会 )/
3/22(土) 詳細 ↓↓↓↓
◇moment
写真と映像と音楽 ▼開催日 3月22日(土)17時30分開場、18時開演
▼入場料 2000円
▼会場 gallery 月夜と少年
▼参加アーティスト 巽勇太、村上大樹、大和川レコード、宮本章太郎
プロフィール:巽勇太
金沢在住のアーティスト。独自の日常的世界観を絵画、写真、立体、映像、DJなどで表現する。
2007年は写真集「moderate」「dolls」出版を期に金沢、大阪で個展を開催。2007年末から手がける
映像三部作に伴い、個展や国内外のアーティストと上映による共演などの活動をしている。
プロフィール:村上大樹
1975年因島生まれ。99年ごろから8ミリフィルムやアニメーション技法を使い映像制作を始める。
06年の9月にフランスのストラスブール現代美術館で作品「リリス」が上映をされる。
06年の10月に初個展「棺桶から世界が始まる(仮)展」Flou Gallery。
そして今年、墨と木炭を使ったアニメーション
2年ぶりの新作『神々の花』が完成。
プロフィール:大和川レコード
1979年大阪出身。大阪市立大学卒。本名は朝田亘(また過去に使用していた阿佐田亘も同一人物)。
日常と表現のスキマを行き交う様々な活動を行うシンガーソングライター、ドラマー、ビデオパフォーマー、アートプロジェクトディレクター。
自身のポップソングを媒介にして、弾き語りからサウンドスケイプやビデオを使ったパフォーマンス等を多数行う。またバンド(「越後屋」、「SamuraiJazz」、「大雪渓」を経て、「HOSOME」、「ニーハオ!」等のヘルプ)での打楽器演奏なども務める等、様々な形態で作品を発表。
同時にアートスペースの運営やインターネットラジオの発信など、オルタナティブなコミュニティ/メディアによる社会実験を模索。
枠に収まらない独自の活動を展開している。
大阪市現代芸術創造事業「築港ARC」チーフディレクター、NPO法人「cocoroom」副代表理事、住居用マンション型実験スペース「208」メンバー。
Utsubo Photo Festival 2008 事務局
〒550-0004
大阪府大阪市西区靱本町1-14-9・1F
tel/fax 06.6441.6190
e-mail tsukiyo@mumble-mumble.com
url http://mumble-mumble.com/upf/
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http://www.osaka-art.jp/genbi/exhibition/kaleido_08/index.html
コースは芝川ビル→北野家住宅→伏見ビル→東横堀緑道→難波宮→現美センターとまわる。
なんせ2時間くらいしか所要時間がなくて、ちょっと駆け足でチャリングしてしまった。
今日は最終日で祝日ってのもあって結構、いろんなところでカレイド地図を持って歩いている人をみかける。各会場にもそれなりに人がいたし。(芝川ビルのかなもりさんとこが一番人がおおかった。カフェをやってたり、クロージングパフォーマンスやってる関係もあるんだろう)、ゆくゆく先でいろいろ知り合いに出会ったり。
まず楽しくて。
地図を持って自転車で独自の移動回路で鉱脈を掘り当てていく感じがやはりおもしろい。あとは作品と日常との「ユニット」感。知らず知らずに別の会場までなんかやってんちゃうかとか、これも作品ちゃうかとか思わ度合いは、2007年カレイド「大大阪に会いたい」んときより、あがってたのではないかなと。
一つ一つの作品はいったん置いといたとして、
「日常とのユニット感」で、かなりいびつな化学反応を起こしてた作品が、東横堀緑道の國府理さんの「ROBO Whale」という作品。
写真はあまりにも僕の携帯が写り悪くて、さすがにこれで撮影してブログのせるのは気がひけるわ~と思い、撮っておりませんが、なんか作品そのものはこの写真でわかると思うのですが、前にプロペラがついてはります。
たまたま、作家さんが居合わせて観客のために、そのプロペラをまわすというパフォーマンスをしはったのですが、そのとき、僕はちょっと離れた場所からそのパフォーマンス見てて、その光景がなんともやばかった!
で、スケッチしてみた。相変わらずびっくりするくらいの絵ですが、まぁ見てやってください。
絵をクリックしていただければ大きくなります。(←さらに下手さが際立ちます。)
高麗橋の真下の作家さんの位置に対し、その左右近位置に野宿生活の方が一人ずつ寝ている。「ブーン」とプロペラをまわすパフォーマンスを行う作家さんとあたかも「日常ユニット」を偶然組んでしまっている野宿生活の方。これは、かなりいびつな状況だった。もちろん、その場にいた観客はそのことについては一切触れないし、基本的には僕のように少し離れた位置からみず、皆、作品の真正面から見てはるから、野宿生活の方は左右共に見えない。
でもちょっと角度を変えてみたときに、その日常の中に普段から流れている風景と、期間限定で一見さん的に登場した作品とか突然、化学反応を起こす瞬間がある。
別にややこしいことを言いたいわけではなく、まずその風景は純粋に面白いものだった。ただ、企画者や、とくに作家さんが、その風景の常連である野宿生活の方とどのような折衝やコミュニケーションをしてあの場を成立させたのか、そのプロセスがあったのか、それともなかったのか、そういうところがとても気になってしまった。急いでいたので、話は直接聞けなかったけど。
難波宮の遠藤利克さんの作品もなんか、すごい溶け込んでいて落ちつくものだった。
今日が雨だったっていうのもこの作品にとっては、なんか臨場感があってよかったのではないかと勝手に思う。
さてさては、明後日22日(土)は私もとあるアートフェスでビデオパフォーマンスします。
詳細はこんな感じ。来てね!
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08/3/14(金)~08/3/23(日)
@本町のギャラリー界隈 大阪 15:30~22:00
[Utsubo Photo Festival 2008]
私は3/22(土)の映像イベントに出演します。
(以下、イベントテキストより抜粋)
きっかけは、とあるウェブサイトで知った、アルル国際写真祭という38年前にフランスのアルルで始まった写真展の存在です。当地での様子を調べて行くにつれ、遠くフランスの地で開かれている写真の祭典に胸が高鳴りました。僕達の周りでも、写真を通じて、こんなお祭りのような、楽しくて、心踊るようなイベントを作る事は出来ないものかと思いました。まずは1歩を踏み出す事を決めました。
大阪市のキタでもミナミでもなく、その真ん中あたり、都会である事を忘れる程の大きな木々と自然に包まれた、素敵な公園「靭公園」を中心に、写真を通して様々な出会いが広がって行けばと思います。
そして、いつの日か写真や写真を取り巻く素敵なアートが、この「Utsubo Photo Festival」を通して、多くの参加者の日常へと溶け込んで行く事を願うのです。
▼開催期間:3月14日(金)~3月23日(日)
会場時間、休館日等、各会場によって異なる。
▼会場:gallery 月夜と少年 / MAISON D'ART / Port Gallery T / MILBOOKS / cavane / ジィール / tam-ram / SIMPLE WISH / Surrelistic Pillows /
▼参加アーティスト:青地大輔 / Cathy Bion (キャシー・ビィオン) / 田中和人 / 田村尚子 / カトウメグミ / 池田穂州 / 川村幼子 / 伊藤はるか / 松本雄毅 / 巽勇太 / 村上大樹 / 大和川レコード / 宮本章太郎 / Edward Levinson (エドワード・レビンソン) / ヤツオヒロミ
▼期間中のイベント:14日(金)オープニングパーティー / 15日(土)エドワード・レビンソンによるトークショウ&スライドショウ / 16日(日)ピンホールカメラのワークショップ / 20日(祝)ワンダーフォトグラフ! (写真と針と糸を使った作品制作ワークショップ) / 20日(祝)Elle aime Paris(エレームパリ/彼女はパリが好き) オープニングパーティー / 22日(土)moment (映像上映会 )/
3/22(土) 詳細 ↓↓↓↓
◇moment
写真と映像と音楽 ▼開催日 3月22日(土)17時30分開場、18時開演
▼入場料 2000円
▼会場 gallery 月夜と少年
▼参加アーティスト 巽勇太、村上大樹、大和川レコード、宮本章太郎
プロフィール:巽勇太
金沢在住のアーティスト。独自の日常的世界観を絵画、写真、立体、映像、DJなどで表現する。
2007年は写真集「moderate」「dolls」出版を期に金沢、大阪で個展を開催。2007年末から手がける
映像三部作に伴い、個展や国内外のアーティストと上映による共演などの活動をしている。
プロフィール:村上大樹
1975年因島生まれ。99年ごろから8ミリフィルムやアニメーション技法を使い映像制作を始める。
06年の9月にフランスのストラスブール現代美術館で作品「リリス」が上映をされる。
06年の10月に初個展「棺桶から世界が始まる(仮)展」Flou Gallery。
そして今年、墨と木炭を使ったアニメーション
2年ぶりの新作『神々の花』が完成。
プロフィール:大和川レコード
1979年大阪出身。大阪市立大学卒。本名は朝田亘(また過去に使用していた阿佐田亘も同一人物)。
日常と表現のスキマを行き交う様々な活動を行うシンガーソングライター、ドラマー、ビデオパフォーマー、アートプロジェクトディレクター。
自身のポップソングを媒介にして、弾き語りからサウンドスケイプやビデオを使ったパフォーマンス等を多数行う。またバンド(「越後屋」、「SamuraiJazz」、「大雪渓」を経て、「HOSOME」、「ニーハオ!」等のヘルプ)での打楽器演奏なども務める等、様々な形態で作品を発表。
同時にアートスペースの運営やインターネットラジオの発信など、オルタナティブなコミュニティ/メディアによる社会実験を模索。
枠に収まらない独自の活動を展開している。
大阪市現代芸術創造事業「築港ARC」チーフディレクター、NPO法人「cocoroom」副代表理事、住居用マンション型実験スペース「208」メンバー。
Utsubo Photo Festival 2008 事務局
〒550-0004
大阪府大阪市西区靱本町1-14-9・1F
tel/fax 06.6441.6190
e-mail tsukiyo@mumble-mumble.com
url http://mumble-mumble.com/upf/
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by yamatogawarecord
| 2008-03-21 02:06