2014年 06月 04日
居場所という思考を即興でつくる |
http://www.let.osaka-u.ac.jp/clph/pdf/metier21.pdf
昨年、「居場所」というテーマでインタビューを受けました。そのタイトルが、このエントリータイトル。
取材してくれたのは、大阪大学で臨床哲学を学ぶ大学生 菊竹さんと大学院生の川崎さんのお二人。
その内容は、5月頭に発刊された臨床哲学研究室発行のフリーペーパー『メチエ』に掲載されています。
この取材を受けた背景は具体的には、その半年ほどまえに彼らのゼミにゲスト講師として招いていただいたこと。
そして、そこで僕が「コミュニティ難民」という生き方・働き方について問題提起をしたところから、
「その人の人生によって、いま必要な居場所 ―それは具体的な場だけなく、二度とは生まれないかもしれないこの時間とこの関係性ー」
みたいなものが、その人の行く末を支え、いまをなんとか駆動させてくれる原動力になるといった認識と、
「一言で言い表せない“当事者性”」
を抱えていることが、取材者と僕の間でなんとなく共有されていたから実現したようなインタビューだったと思います。
全文PDFで読めますので、どうぞご関心ある方はぜひともお読みいただければ幸いです。
菊竹さん、川崎さん、ありがとう。
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by yamatogawarecord
| 2014-06-04 11:48